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BloodyMary 
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メアリ1世のお話は置いといて
吸血鬼のメアリのお話。

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メアリは吸血鬼になってまだ間もないのです。
人間だった心がまだ血を飲むことを拒否します。
毎夜喉が渇き血に飢えます。
そんな時は銀の十字架を握りしめると人間の心がよみがえるのです。
握った掌は真っ赤に焼けただれ、激しい痛みを伴います。
でもメアリはその痛みに命を感じます。もう失った人としての生命。

ある日メアリは農場のはずれの森で人懐っこい幼い男の子ジャンと出会います。
メアリはジャンと森で遊ぶ事が楽しくて夢中になります。
ひと時の安らぎ。
時おり襲う喉の渇き。
ジャンは何かを握りしめて辛そうなメアリの手を取ります。
手のひらは痛々しい十字架の形の火傷。握りしめすぎて鎖が切れた十字架。
ジャンは思わずメアリの手のひらから十字架を払い落とします。
手から離れてゆく十字架は
取り戻そうとしたメアリから逃れるようにすり抜けて落ちて行きました。


メアリはジャンが大好きだったのに
気が付くと自分はジャンの血に染まっていたのです。

血まみれのメアリ。ドレスは真っ赤。レクイエムを歌おう。


それからメアリはどうしたと思う?
自分を吸血鬼にした何百年も生きている吸血鬼に会いに行きます。杭を持って。
杭で襲い掛かる。
でもダメ。勝てるはずない。
メアリは吸血鬼として生きていたくなかった。
杭はメアリを貫き
メアリは塵となって消えてしまうのです。望み道りに。


悲しいメアリのお話でした。

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